セグンデーオには、3つのスタイルがあるとされている。中指ないし中指と人差し指を併用するアンセルモ・ロペスAnselmo Lópezのスタイル、人差し指のみを用いるイスマエル・ケラーレスIsmael Queralesのスタイル、ピックのみを用いるヘクトル・エルナンデスHector Hernándezのスタイルである。私のスタイルは、イスマエル・ケラーレスのスタイルである。さらに、セグンデーオをまったく用いないスタイルも存在する。セグンデーオは、本来ホローポ・ジャネーロを演奏するときに用いられるものである。現代的なバンドーラ・ジャネーラ演奏では、しばしば別のジャンルの曲も演奏するが、セグンデーオを用いないのが普通である。
アンセルモのスタイルを踏襲するサウル・ベーラ Saúl Vera(中指によるセグンデーオ)
イスマエル・ケラーレス(人差し指によるセグンデーオ)
エクトル・エルナンデスの演奏シーン(ピックによるセグンデーオ)