セグンデーオのおかげで、ナイロン弦単弦のために音が減衰してしまうバンドーラ・ジャネーラは、常に十分のボリュームを保って鳴り続けることができるようになった。複弦仕様となっているほかの地域のバンドーラ(セントラル、グアヤネーサ、オリエンタル)は、十分な音量が持続するのでこのテクニックを必要としない。とくにスチール弦を用いるバンドーラ・グアヤネーサは、そのいつまでも持続する長い音の特性を十分に活用したスタイルとなっている。
チコン・ハウ製作バンドーラ・オリエンタル(ナイロン弦複弦4コース)
エドガル・ラミレス・ロア製作バンドーラ・セントラル(スチール弦複弦4コース)
以下は、同じメロディーを、バンドーラ・ジャネーラとセントラルで弾き比べた映像である。