バンドーラ・ジャネーラの演奏の9割は、Dメジャー(および平行調のBマイナー)とDマイナー(およびその
平行調のFメジャー)のキーであるといえる。そのため、バンドーラ・ジャネーラにおいては、マンドリン系
の5度調弦が基本的でありながら、4弦から1弦に向かって、ソ・レ・ラ・ミではなく、4弦を2半音上げたラ
・レ・ラ・ミという調弦を取るのが普通である。これに対し、ほかの種類のバンドーラでは、Gメジャーで演
奏されることが多いため、ソ・レ・ラ・ミが基本チューニングとなっている。
以下に提示した音階は、レ(0/3)から始めれば、Dメジャースケールと呼ばれ、シ(2/4)から始めれば、B
マイナー・ナチュラルスケールとなる。
※(0/3)は、3弦の開放弦、(2/4)は、4弦の2フレットを意味する。
今すぐあなたの参考資料として上記の画像やタブを使用して、自分のために試すことができます。それは広くBandolaの世界で使用されているように、このスケールとよく理解しておきます。試してみる!